No disc No life

アルティメットに関する備忘録

ディスクの傾きとその軌道

右手のバックハンドで投げるとディスクは時計回りに回転し、減速すると後ろから見て少しだけ右に傾き右に進む。

 

投げたときのディスク:ー

減速後、傾いたディスク:\

フォアハンドの場合は逆。(減速すると「/」の方向に傾き左に進む)


参考動画

youtu.be

動画5:55〜 風はあるが減速後にディスクが傾いている


投げた時点で自然と傾く角度で投げた場合、ディスクは投げた角度のままほぼ減速せずに進むが、逆の角度で投げるとディスクは浮きゆっくりと減速するように感じる。

 

①自然に傾く角度で投げた場合(意識しないとこのスローになりがち)

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2:40〜 Pull


②フラット(水平)スロー

youtu.be

1:59〜 


③自然と傾かない角度のスロー

http:// https://youtu.be/oN1bzPCKkGE

(リンク先は②の動画と同じ)

2:49〜 これは極端だが、自分で投げてみると①のスローよりも遅く浮くように感じるはず。

 

その他メモ 

・アルティメットというスポーツは「スロー力を競いあうスポーツ」だと思っているので、ひたすらスロー力を鍛えるのが上達への近道。


・一人練習のセルフキャッチ(自分で投げて、自分でキャッチ)をする際は、ディスクが常に地面と水平になる(②)ように投げると安定して戻ってくる。


・これまで話したディスクの角度は、スローをした人からディスクをみた際のディスクの傾き(横の角度)のことを指していたが、この角度以外にもスローに大きく影響することが2つある。


①発射角度(縦の角度)

投げた人と受け取る人を横からみた時のディスクの傾き。セルフキャッチではこの角度が45°ぐらいだと自分のところに戻ってきやすい。

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0:40〜


②進行方向(推進方向)

ディスクが進もうとしている向きのこと。

ディスクの角度と進行方向を意図的に変えると不思議な軌道になる。


参考動画

 

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1:20〜


参考動画はエアバウンズという投げ方。

パス先の相手にディスクの裏面をみせる角度で投げ、進行方向は斜め下にしている。

かなり難しいができるが出来ると格好いい。

 

 

最後に

フリスビーにはさまざまな投げ方があるが、試合では真っ直ぐに狙ったところに投げることが多いので、まずは安定してフラットに投げる練習をすると良い。

フラットに投げることに飽きたら、他の投げ方(カーブやエアバウンズ等)でディスクの傾きを意図的に変えて遊ぶと飽きずに練習を続けられる。